前説明

4人で1チームとなり、広い会場で開始を待つ。
すると、司会が出てきて、説明が始まる。

「みなさま、本日は「火星移住計画 適性試験」にお越しいただき、誠にありがとうございます。早速ですが、今回の試験について説明をしてまいります。
この試験は、WASAによる火星移住計画の参加メンバーを選抜するためのもので、6つの能力が測定されます。
『発想力』『遂行力』『洞察力』『推定力』『記憶力』、そして『注意力』。
火星を開拓して行くには、これらすべての能力が求められます。

行われる試験は、全部で5つ。試験の合否は、5つの試験の「合計点」によって判定されます。
満点は1,000点。そして合格ラインは(スライド)合計850点以上です。
採点はチームごとに行われ、合否の結果もチームごとに出されます。

それではここで皆さまに、試験を突破する上でとても重要なことをお伝えします。
火星で生活していく上で、最も大切なこと・・・それは「一致団結」です。
例え試験がうまくいかなくても、常に一致団結していれば道は開けるはずです。
誰かのせいで点数が悪かった……といったように責任のなすり付け合いをするようなチームは絶対に合格はしないでしょう。
いまテーブルを囲んでいるチームメイトと力を合わせ、一致団結して適性試験合格を目指してください。

では、初めまして同士のチームもあると思いますので、同じテーブルのチームメイトと、さっそく一致団結してみましょう。
皆さま、テーブルの中央で手を重ねあってください。皆さまは、ともに火星を目指す「信頼すべき仲間」です。だんだん……仲間に……なってきましたね?
それでは、心を一つにして掛け声をかけましょう。皆さまは試験に合格して火星に行こうとしている訳ですので、掛け声は「GO TO MARS」で行きましょう!
私が「試験に合格するぞー!GO TO MARS!」と言いますので、その後に「オー!」の掛け声とともに、こぶしを上に突き上げてください!

準備はよろしいでしょうか?それでは参ります!
試験に合格するぞー!ゴートゥーマーズ!

ありがとうございます。一致団結した皆さまならば、必ずや適性試験を突破できることでしょう!!」

司会の説明は終わり、試験は始まる。

第一の試験:「発想力」

「この試験は主に「発想力」を問う試験です。
発想力とは、少ない情報から最適の答えを導き出す力。火星では、常に想定外のことが起きるでしょう。
その時にあわてず騒がず、知識の引き出しから新しい組み合わせを導き出し、ピンチを切り抜ける力が必要です。

この試験では皆さまに「謎しりとり」をして頂きます。 まだ手を触れてはいけませんが、皆さまのテーブルの上には「火星移住計画 適性試験」と書かれた単語カードの束が置かれています。
こちらのカードは全部で16枚ありますが、オモテ面にはさまざまなイラストや暗号が書かれています。
それらを解き明かすことで、そのカードが『何を表している』かが分かるようになります。
カードのオモテ面には、そのカードが何であるかを記入する空欄がございますので、えんぴつで直接書き込んでください。
この「謎しりとり」では、16枚のカードを使ってしりとりをして、「なるべく長く」カードを繋げてもらいます。
最終的に、しりとりで一番長く繋がったカードの枚数×10が点数となります。
つまり、しりとりで7枚のカードをつなげることができたら、70点となります。 もし7枚のカードがつながったものと、5枚のカードがつながったものの二組があった場合、一番長いもの、つまり7枚のカードの70点しか点数になりませんのでご注意ください。

試験が終了したら、記入した文字が見えるように、しりとりでつながった順にカードを上から重ね、クリップで留めて試験官まで提出してください。
例えば、スクリーンのようにもし「リンゴ」「ゴリラ」と繋がっているなら、リンゴの文字が見えるようにして一番上にし、その下にゴリラを重ねます。

よろしいでしょうか。この試験時間は…10分です。
10分以内になるべく多くの単語を繋ぎ、高得点を目指しましょう。
それでは、試験……スタート!」
(カード16枚にはイラストや謎が描いてある)







試験終了!(正解は下の通り。)









以上のカードを、
うさぎ→ぎんが→がっき→きゅうり→りか→かせい→いっちだんけつ→ツララ→ラッコ→このみ→みずがめざ→ザル→ループ→プライド→どく→くるま
と繋げば16枚を全て繋ぐことが可能。


第二の試験:「遂行力」

「この試験は主に「遂行力」を問う試験です。
遂行力とは、物事を確実に達成する力。火星のミッションでは、それぞれが勝手な行動をとっていては確実に死に至ります。
チームとして、各々がそれぞれの役割をしっかりと担い、そして同時に仲間を信じて行動することが非常に大切になります。

さぁ、この試験では皆さまに「色取りゲーム」をして頂きます。
今から試験官が、「ルール説明」「作戦シート」「マーカー」を配布します。
配られましたら「ルール説明」の紙を、チーム全員が見える位置に広げてお待ちください。

そしてこの試験、一切の質問を受け付けることができません。
このあとの私の説明と、お配りした紙に書かれている情報がすべてとなりますので、
聞き逃しのないようご注意ください。」

「①まずは、全員が目をつむります。

②全員が目をつむりますと、テーブルの上に「赤・青・緑・黄」の4色のコーンがいくつか置かれます。
この4色のコーンのうち、1つも置かれない色というものはありません。
そして、1人だけが目を開け、30秒以内にコーンを1つだけ取ります。この時、取るコーン以外に触れてはいけません。
取ったコーンは他の人に見えないように手で覆い、テーブルの下に隠してください。

③同じ要領で、2人目が目を開けコーンを1つ取り、
3人目が目を開けコーンを1つ取り、
4人目が目を開けコーンを1つ取ります。

④最終的に、「4人全員が違う色のコーン」を取ることが出来れば、見事試験クリアです。
もし、同じ色を取ってしまった人がいたら、失敗となります。

これが「色取りゲーム」のルール説明となります。

次に、「作戦シート」と書かれた紙をご覧ください。
皆さまにはゲーム開始前に、1分間の作戦タイムが与えられます。
1分以内に、作戦シートの「目を開ける順番」と「取るコーンの色」の欄を一緒にお配りしたマーカーで記入してください。
記入は、えんぴつではなくマーカーではっきりとお願いします。

それでは「色取りゲーム」を始めてまいります。全員顔を伏せ、目を閉じてください!
試験官が準備を致しますので、目をつむったままでお待ちください。

目を開けてから、コーンを取るまでの時間は30秒。
取っていいコーンは1つだけ。取るコーン以外には、一切手を触れてはいけません。
30秒以内にコーンを取らなかったり、複数のコーンに触れたりした場合は失格となります。
一度目を開けた人はその後も目を開けていてかまいませんが、
チームメイトに目などで合図をしたり、言葉を発するなど不正行為があった場合も失格となります。
この試験をクリアすると、15点が入ります。」


(実際にゲームが進行する)


ということで、全員が違う色のコーンを取れたチームが成功となります!
成功チームには15点が入ります!火星に一歩近づきましたね。
それでは試験官は、コーンを回収してください。

ちなみにこのゲーム……
どういう仕掛けがあったのか、簡単に解説いたします。
例えば、皆さまのチームが、赤・青・緑・黄の順で取る予定だったとすると、
初期配置はこのようになっておりました。(赤、青、緑、黄がそれぞれ5個、4個、4個、3個並んでいる)
1番目に取る赤のコーンが5つ、最後に取る黄色のコーンが3つとなっており、
すべての色のコーンが、等しく4つずつ並んでいたわけではございません。
1番目の人が端の赤いコーンを取りますと、
2番目の人の目には「1番目の人は、赤ではなく黄色のコーンを取ったのでは?」と映り、疑心暗鬼に陥らせるという狙いがございました。
同じように4番目の人が取る時も、自分が取る予定の黄色のコーンではなく、赤のコーンだけ1つ多いという状況です。
1から3番目の人たちの間で何か行き違いがあり、ひょっとしたら、自分は赤を取るのが正しいのではないかと思わせる狙いがありました。

人は思い描いていた事と違う事が起きると、自らの都合で予定とは違う行動をしてしまうことがあります。
仲間を信じ、みんなで決めた行動をしっかり取れたチーム、お見事でした。
ひっかかってしまったというチームも、大事なのは「一致団結」です。
まだまだ試験は続きますので、これにめげず頑張ってください。」

第三の試験:「洞察力」

「この試験は主に「洞察力」を問う試験です。
洞察力とは、ささいな違和感や間違いを見逃さない力。
火星では地球と違い、1つの小さなミスが命取りになります。
ミッション中は常に緊張感を持って、ささいな変化も見逃さない能力が必要となります。

皆さまにはこれから、出来るだけ多くの「間違い」を見つけて頂きます。
見つけた間違いは「間違いを記入せよ」と書かれた紙に記入してください。
見つけた間違い1つにつき、10点が与えられます。

試験時間は5分。それでは、私のスタートの合図とともに試験を始めてください。
それでは試験……スタート!」
(解答用紙1枚、イラストの描かれた紙4枚)

「試験終了です!
それでは、試験官に「間違いを記入せよ」の紙を提出してください。」

第四の試験:「推定力」

「この試験は主に「推定力」を問う試験です。
推定力とは、情報を分析し、正しく予想する力のことです。
火星はまだまだ未知の世界であり、すべてのデータが揃っているわけではありません。
「与えられた情報を分析することで、なるべく実際に近い数値を予想できる」という能力が非常に重要になります。

今から、試験官が「問題用紙」と「ホワイトボード」を配ります。まだオモテにはしないでお待ちください。
この試験は「ある数」を問うものとなっています。
ですが、ぴったり正確な答えを求めるものではありません。
チームメンバーと話し合い、出来るだけ実際の数値に近い数字を「推定」してください。
推定した数値と、実際の数値との誤差が20%未満だった場合、15点が与えられます。よろしいでしょうか。
試験時間は4分。4分以内に、自分たちが推定した数値をホワイトボードに、先ほどお配りしたマーカーではっきりと記入してください。

それでは試験を開始します。
試験……スタート!」
(問題用紙1枚)

「では、答え合わせに参りましょう。

まず、正解の数値から誤差20%未満の「上限」を発表します。
この数値より大きい数を書いてしまったチームは、残念ながらお座りください。
それでは発表します……82,330!
82,330以上の数値を書いてしまったチームはお座りください。

続いて、「下限」の数値を発表します。
いま立っているチームで、この数値より大きい数を書いたチームが成功となります。
それでは発表します……54,888!
54,888以下の数値を書いてしまったチームはお座りください。

ということで、いま代表者が立っているチームが成功となります!
ちなみに正解は……68,609でした!
なんとこの数、全国にあるコンビニの数よりも多いらしいです!

ということで、成功チームに15点が入ります!
成功チーム、おみごとでした。」

最終試験:「記憶力」

「この試験は主に「記憶力」を問う試験です。
火星で生きていくためには、もちろん多くの知識が必要です。
日ごろから、いつどんな状況にあっても新しい情報を記憶し、
知識を深めていこうという前向きな姿勢が求められます。

今から、試験官が試験問題をお配りします。まだ触れずにお待ちください。
「試験5 記憶力 最終問題解答用紙」と書かれた2つ折りの用紙の間には、
「最終問題」と「4枚の単語カード」がはさまっています。
試験が始まったら「最終問題」に書かれた問題を解き明かし、その答えとなる単語カードを「最終問題解答用紙」に差し込んで固定してください。
用紙には、差し込めるように切れ目が入っています。また、単語カードはオモテ面しか使うことは出来ませんのでご注意ください。

試験時間は12分。
問題は全部で4問、正解1問につき、なんと!150点が与えられます!

そして、ここで皆さまにさらなる朗報がございます!
今までの試験結果では「合格点に手が届かない」というチームも、ご安心ください。救済措置がございます!
この最終試験の試験時間中に限り、「謎しりとり」と「間違い探し」の再挑戦が可能です。
今から試験官が、「謎しりとり」の単語カードと、「間違い探し」の記入用紙を各チームに返却します。

試験時間が足りなかったというチームは、このチャンスに、ぜひ再トライしてみてください。
なお、色付きコーンを使った「遂行力試験」と、歯医者の数の「推定力試験」は残念ながら再トライは出来ません。
「謎しりとり」「間違い探し」「最終試験」の3つは、試験終了後にすべて回収し、改めて採点を致します。
繰り返します。
「謎しりとり」「間違い探し」「最終試験」の3つは、試験終了後にすべて回収し、改めて採点を致します。
よろしいでしょうか。

では、最終試験を開始する前に…
正念場ですしね、もう1度みんなで掛け声をかけて気合を入れておきましょうか。
私が「試験に合格するぞー!GO TO MARS!」と言ったら「オー!」の掛け声とともに、こぶしを上に突き上げてください!
準備はよろしいですか?それでは参ります!
試験に合格するぞー!ゴートゥーマーズ!

行きましょう!最終試験・・・スタートです!」
(カード4枚、問題用紙、解答用紙)

「全試験終了です!

それでは、「間違い解答用紙」「単語カード」「最終問題解答用紙」を試験官まで提出してください。
試験官の皆様は、試験の採点をお願いします。」









解説

皆さま、長時間に渡る適性試験お疲れ様でした。

さあ数々の難問を突破し、見事合格点を取ることが出来たチームはいるのでしょうか。
合格発表の前に、この試験を振り返ってまいりましょう。
皆さまは、しりとりをしたり、コーンを取ったり、間違い探しをしたり、計算をしたりと4つの試験を受け、ついに最終試験まで辿り着きました。
最終試験の問題がこちらです。問1から3の問題文が謎になっていますね。
こちらを解き明かすと、問題文はこのようになり、当てはまるカードはこちらの3枚となります。

最後に問4です。
「火星で生活するうえで最も大切なことは?」という問題文に対し、残っているカードは「頭脳」だけ。
ですが、火星で生活するうえで「最も大切なこと」は、はたして「頭脳」だったでしょうか?
もちろん頭脳も大切でしょうが、「最も大切なこと」ではなかったはずです!
最も大切なこと……それは、私から一番最初に説明させて頂きました!

そうです!火星で生活するうえで最も大切なことは「一致団結」です!
みなさんで「ゴートゥーマーズ!オー!」の掛け声もやりましたよね。
では「一致団結」のカード、どこかになかったでしょうか?
そういえば…最初に皆さんがやった「謎しりとり」のカードの中に「一致団結」のカードがありました!
最終試験中、謎しりとりのカードはすべてみなさんの手元にあったので「一致団結」のカードを抜き取り、問4の解答欄に差し込むことで、
皆さまは見事、最終試験にすべて正解することが出来ました!

しかし……気になることが1つあります。
一致団結のカード、謎しりとりで使っていましたよね……。
そして先ほど私は、 「謎しりとり」「間違い探し」「最終試験」の3つは、試験終了後にすべてを回収し、「改めて採点を致します」
と申し上げました。
つまりこのままでは、一致団結のカードのところでしりとりが途切れてしまい、
試験1の「謎しりとり」の点数が大きく下がってしまうことになります!
最終試験の600点を加算しても、合格点に届かないチームも出ることでしょう。

ここで、皆さまはどうすればよかったのでしょうか。

皆さまの手元には、そういえば「頭脳」のカードが1枚余っています。
一致団結のカードの代わりに、この「頭脳」のカードを謎しりとりに加えることで、
もう一度、カードを長くつなげることはできないでしょうか。
……しかし……頭脳カードを加えても、うまくはまりません…

ここで皆さまは、1つのヒラメキが必要でした!
重要なのは……このカード!そう、皆さまが「かせい」と書いたカードです!
このカード、「かせい」以外の言葉で言い換えることは出来ないでしょうか?
そうです「マーズ」です!掛け声でも言っていた「マーズ」です!
どちらも同じ3文字ですので、「かせい」を「マーズ」と書き直しましょう!
「かせい」のカードを「マーズ」と書き直すことで、16枚のカードを、すべて繋げ直すことができます!

ツララ→ラッコ→このみ→みずがめざ→ザル→ループ→プライド→どく→くるま→マーズ頭脳→うさぎ→ぎんが→がっき→きゅうり→りか

そして見事、謎しりとりでも160点満点を取ることが出来ました!
謎しりとりで160点を取ることができれば、グッと合格に近づけたのではないでしょうか。

ではここで、今回の試験の配点を確認したいと思います。
私は最初に「1,000点満点である」とお伝えしましたが……
試験1が160点
試験2が15点
試験3の、イラストに描かれた間違いが15個で150点
試験4が15点
試験5が600点

あれ?合計すると940点しかありません……。

はい。もうお気づきの方もいるかもしれませんね。
この適正試験では「発想力」など6つの能力を測ってきましたが、行われた試験は5つ。
最後の「注意力」の試験は行われておりません。
試験ごとに、スクリーンには六角形のチャートが表示されておりました。
すべての試験のチャートには、しっかりと「注意力」の項目も設けられており、
いずれも高い数値を示しておりました。

では、各試験でどのように注意力を測定していたのでしょうか。
試験3の「間違い探し」を振り返ってみましょう。
こちらはよく読みますと、「間違いを記入せよ」としか書かれておりません。
「配られた4枚のイラストの中から間違いを探せ」とは書かれていないのです。

そうです!実は、イラストの中だけではなく、
「火星移住計画 適性試験」全体に、いくつかの「間違い」が仕掛けられておりました!
こちらに気付くことが出来たチームは、得点の上乗せが出来たという訳です!

さぁ、皆さまはいくつの間違いを発見できたでしょうか?順に説明して参ります。

まず、受付でお渡しした「試験内容などが書かれた」案内。
右下の「テーブルに置いてあるもの」の中に「えんぴつ(HB)4本」と書かれています。
ですが、実際に皆さまが持っているえんぴつの内1本は「2B」です!これは明らかに間違いです!
これを「間違い記入用紙」に記入しますと、10点が入りました。
これ以降の間違いも、記入すれば10点が入ります。

次に、試験1の単語カード。
背面には「火星移住計画 適性試験」の文字が書かれておりますが、
実は「くるま」のカードだけ「適正」の「適」の字がエネミーの「敵」となっておりました!

そして、「間違いを記入せよ」と書かれた紙。
よく見ると、本文の中の「間違い」の「ま」
「あいだ」という漢字が「とい」になっていました。 モンガマエの中の「にち」が「くち」になっているんですね。
これも間違いでした。

続いて、試験2の時にお配りした「マーカー」
このマーカーは、イレイサーで簡単に消せるのでもちろん「水性ペン」です。
ですが、マーカーには「油性」と書かれています!
こちらも間違いです!

さらに、皆さまお気づきだったでしょうか?
試験時間中、ずっと会場にはBGMが流れておりました。
こちらは、イギリスの作曲家グスタフ・ホルストの組曲『惑星』の中の「火星」という曲です。
ですが最終試験だけ音楽が変わりました!
どんな曲が鳴っていたでしょうか?もう1度流してみましょう。


そうです!この曲は「ジュピター」、木星です!
この試験は「火星移住計画 適性試験」ですので、こちらも確実に間違いと言えるでしょう!
抗議は一切受け付けません!

そして最後の間違いは、いまでも皆さまに見えております。
大きく見えております!
この試験時間中も、そして解説の最中も、ずっとスクリーンには「WASAのロゴマーク」が表示されておりました。
WASAのロゴマークが……WASAの……あれ!?
ワサ・・・・・・ビ???
そうなんです!いま表示されているのは、WASAではなくワサビのロゴマークです!
ということで、この試験時間中、じっくりと時間をかけて、WASAのロゴマークがワサビに変化をしておりました!
こちらが最後の間違いとなります!

以上が「WASA 火星移住計画 適性試験」の全貌でした。